2011年9月16日~18日、名古屋市を中心とする尾張地区の職人が一堂に会する「この道ひとすじ 尾張名古屋の職人展」が、名古屋市中区栄にあるオアシス21「銀河の広場」とNHK名古屋放送センタービル「プラザウェーブ21」の二会場で行われました。今回で28回目を迎えるこのイベントには、名古屋友禅や絞り、桐箪笥、扇子、仏具、きしめんなど日本の衣・食・住や生活関連に関わる48団体と18の個人出展がありました。
当組合では、今年も出展し、和服裁縫の実演を行いました。当組合のブースには、衣桁に掛けた振袖の前で実演が行われ、その横には、支部と組合の生い立ちや、和装教育国民推進会議愛知県支部「あいちきものネット」での活動、針供養祭の様子、和服のリメイク例などの映像がプロジェクターで壁面に映し出されました。三日間を六人の会員が交代で実演を行い、組合が作製した「着物リメイク法」の案内チラシも配布しました。来場者から「男の子なんですが、七五三って何歳でお祝いすればよいのですか」と若い母親が質問をしたり「直接仕立屋さんに持って行って、仕立ててくれるの」「単衣物の居敷当ては付けた方がよいの」「着物から半天はできるの」など色々な質問を会員に投げかけていました。この3日間で、来場者は157,000人あり、連日多くの人で賑わいました。