修・卒業式に引き続き、同会場にて第109回令和五年定時総会が行われました。総会に先立ち、令和四年度各種の表彰を受けた方の紹介があり、新しく(一社)日本和裁士会に入会された小笠原さんと加藤さんに会員証が授与されました。


 冒頭の挨拶で西岡理事長は「和裁業界には様々な要因から発生した困難な問題があり、このままでは優秀な和裁士がいなくなってしまいます。良き後継者を育て和裁士がこの道に専念していくためには、生活の安定が与えられる職業として成り立たせなければなりません。移り変わる生活様式に伴い、絶えず創意工夫を加えなければ時の波に取り残されると思います」と述べました。
 議案審議では全ての審議が可決されました。


 今回は二年に一度の役員改選期で、愛知和服裁縫業協同組合の理事長には牧野守さんが、(一社)日本和裁士会愛知県支部の支部長には松井祐子さんが就任することとなりました。
 その後同じ会場にて、総会にも参加いただいた大森会長や修・卒業生と共に和やかに懇親会が開催されました。