令和6年春の褒章で、牧野恒子先生が黄綬褒章を受章されました。5月13日、ホテルニューオータニにて伝達式を行った後、皇居(春秋の間)にて拝謁がありました。

先生は近年、体型の向上や生活習慣の変化などから着る人に合った寸法の縫製が求められる中、身体寸法と和服各部寸法との関連を合理的に割り出して多様な体型の着物づくりを可能にし、着やすい和服を製作する方法を普及させました。また、数多くの伝統衣装の復元・修理を担うことが出来る有数の職人であるということで受章されました。

先生の栄誉をお祝い申し上げ、今後のご活躍をお祈り申し上げます。