総会に先立ち、平成２９年度の表彰された方の紹介と、新しく(一社)日本和裁士会に入会された岩月さんに会員証が授与されました。
総会冒頭で、西岡理事長は｢昨今の経済状況は、回復傾向に向かい始めましたが和裁業界は厳しい状況が続いています。着物の良さを知っていただくことが、私どもにとって大変重要な事です。着物のことを一番よく知っているのは和裁士です。今の厳しい状況に打ち勝つ方法を考え、少しでも前に進めるよう努力していくことが大切だと思います。一番大切なのは、やはり和裁技術ではないでしょうか。技術なしでは着物文化の継承は考えられません。和裁士として存続するためには、私は時代に合った適正加工料を考えていかなければ若い技能者がいなくなってしまうのではと思います。今、他支部から資料を頂き加工料を考えています。加工料表ができましても、組合員の方が、変えていかなければ変りません、頑張って行きましょう。｣と挨拶しました。
その後の議案審議では、全ての議案が可決され、総会が終了しました。
