平成30年10月19~21日の三日間、栄のオアシス21「銀河の広場」、NHK名古屋放送センタービル「プラザウェーブ21」の二会場で「尾張名古屋の職人展」が開催されました。
第35回目となる今年は、名古屋まつりと同日開催となり、シスターシティ・フェスティバルや郷土芸能祭といったステージプログラムも行われました。この道ひとすじの、衣・食・住・生活に関する分野で活躍する職人たちが一堂に会し、各ブースでは、技能作品の展示や即売、職人による実演、製作体験を行いました。実演では、歴史的かつ伝統的な技から生活を支える技までが披露され、来場者はさまざまな「職人技」に見入っていました。
当組合では、中振袖の作品展示をし、6名の組合員が3日間を交代で実演を行いました。また、和装教育国民推進会議発行の「きもの読本」の販売をしました。来場者から手で真っ直ぐ縫うことに感心されたり、様々な着物に関する事や、和裁用具の入手困難な事、着物の保管やお手入れの相談などもあり、実演者は丁寧に対応していました。