令和6年10月10日に東京の日暮里アートホテルラングウッドにて第53回全国和裁研修会が開催されました。
第一部の技術講演では萱森義一先生が1寸5分の太吹きの褄の仕立て方を実演により説明されました。しるし付けや縫い方、縫い代の処理など各所の工夫を分かりやすく説明していただきました。完成品や裾綿の展示もあり大変参考になりました。
第二部の文化公演では噺家の三遊亭好二郎さんにより落語の起源や江戸落語と上方落語の違いのお話しがありました。
ご自身の弟子入りの時のお話しや噺家としての活動のお話しもしていただき、その後に「時蕎麦」と「徂来豆腐」の2席が披露されました。
第三部の懇親会ではコース料理をいただきながら参加者の皆様と交流を深めました。
途中で林家楽一さんによる紙切りが披露され、その場でのリクエストに応えて「大谷選手」や「ピカチュウ」を紙切りで作り上げていました。
最後は東京支部の草川先生による三本締めによりお開きとなりました。
次回は九州での開催が予定されています。