2013年5月18日名古屋市北区の牧野和裁にて第99回平成25年定時総会が午前10時30分より行われました。
総会に先立ち平成24年度に表彰を受けた方々の紹介と、新しく日本和裁士会に入会した3名の方に会員証が手渡されました。
総会では、西岡理事長が、「今の厳しい状況に打ち勝つ方法を考え、少しでも前に進めるよう努力していくことが大切だと思います。一番大切なのは、やはり和裁技術ではないでしょうか。これからも日本人の中で受け継がれていきますが、着物を仕立てる技術なしでは着物文化の継承は考えられません。また、若い和裁技能者を和裁士として存続するためには、私は、今の時代に合った適正仕立加工料を考えていかなければ、新しい技能者がいなくなってしまうのではと思います。」と挨拶。その後、議長選任、定足数の発表があり、議案審議に入りました。
議案での役員改選は、深谷支部顧問が「組合創立百周年記念式典に向け、現体制のまま運営を行っていただきたい」と述べられました。以上の全ての議案について審議され、満場一致で可決し、総会を終了しました。