◆名古屋市：中区 若宮八幡社
穏やかな天候のもと、愛知和服裁縫業協同組合および(社)日本和裁士会愛知県支部は名古屋市中区にある若宮八幡社にて行いました。午前十一時より、本殿東側の御衣神社と針塚の前で神事が始まり、針塚奉賛会の各団体代表者と共に西岡弘和理事長、内藤武支部長も玉串奉奠を行いました。そして、各団体の代表者が、円形の豆腐とこんにゃくに古針を刺し、神事が終了しました。今年は日曜日と重なり参拝者は大変多く、使い古した針を豆腐やこんにゃくに刺し、針への感謝と更なる技術の向上を願いました。
組合厚生部では今年も屋外でバザーを行い、社務所内の休憩所では、肉まんやいなり寿司などを配布しました。組合厚生部では今年も屋外でバザーを行い、社務所内の休憩所では、肉まんやいなり寿司などを配布し、(社)日本和裁士会の胴裏や糸などの販売も行い、大変盛況でした。
◆岡崎市：康生町 龍城神社
岡崎和裁組合は、岡崎市康生町の龍城神社にて「針供養祭」の神事が執り行われました。岡崎市は底冷えする寒さの中、参加者は一年間の感謝の気持ちを込めて、豆腐に針を刺しました。その後、岡崎和裁組合主催の第５３回修・卒業式を行い、３名の生徒も針供養祭の厳かな雰囲気の中、区切りとなる日を迎えました。
◆豊橋市：大手町 神明社
東三和服裁縫組合は、例年通り豊橋市大手町の神明社で組合員、卒業生、生徒が出席して執り行われました。社殿内では神事に先立ち、中川組合長が「普段使っている道具に感謝し、心を込めて供養してください」と挨拶し、出席者らは、持ち寄った役目を終えた針を豆腐に刺しました。宮司の祝詞奏上の後、中川組合長の玉串奉奠に合わせ、出席者は真剣な面持ちで柏手を打ち、針に感謝するとともに裁縫の上達を願いました。神事後、境内の針塚に移動し、全員で参拝をしました。
