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熱田神宮は、平成25年、創祀1900年の慶節を迎え、その記念造営事業を行う運びとなり、平成19年10月に「仮殿遷座祭」を齋行。約2年の歳月をかけて、平成21年10月10日に「本殿遷座祭」が齋行され、この慶事にあたりご造営を寿ぐ集いがあり出席しました。季節柄、結婚式や七五三参りで大変賑わっていました。花婿、花嫁さんも和服、七五三参りの子どもも和服で、五才の男の子の和服姿のカラフルなこと。周りの人から「おめでとう」「かわいいね」と声を掛けられ、皆笑顔でした。和服は人々の心を穏やかにするのでしょうか。また、日本の通過儀礼の衣装はレンタル時代になったのでしょうか。
熱田神宮文化研究員のお話では、熱田の地名は「楓(かえで)樹一株あり。自然と燃え焼け、水田の中に倒れ火消えず。水田なお熱い故に熱田の社という」と古記にあり、ここから熱田と呼ばれるようになったそうです。全てがここから始まり現在に続いているような気がしましました。