令和5年4月29日に京都の衣縫神社で例大祭および針供養祭が行われました。参列した関係者は40名程でした。
午前11時から神事が行われ、祝詞奏上・玉串奉奠の後に大きな蒟蒻に針を刺して、針への感謝と和裁技術向上を祈りながら供養しました。当初心配されていた天候も最後まで雨が降る事なく、無事に執り行われました。
本年は和裁職種唯一の人間国宝(無形文化財)小見外次郎師の胸像が衣縫神社に置かれる事になり、針供養祭の後に除幕式が行われました。
除幕式後に綺麗な台座となって針塚のすぐ横に置かれた小見先生の胸像と集合写真を撮りました。
針を供養するとともに小見先生の和裁への情熱を感じ、和裁技術の研鑽に励もうと思う一日となりました